GALLERY

《カワセミの羽ばたき》

生きる為に羽ばたく翼を描いた絵です。

《春を歌う》(ウグイス)

春を伝える可愛い小鳥ですね。

IYN様主催の神戸阪急第8部にて《白鶴賞》をいただいた絵になります。

《さあ、飛ぼうよ》(白鳩)

平和の象徴として描かれることの多い白鳩です。

混乱する今の世界の中を君の翼で、何か出来ることをしようと、語りかけるように舞い降りてくる姿を絵描いた絵です。

〜戦争と平和を考えるオリジナル切手展in沖縄〜にて

日本平和藝術貢献大賞をいただいた絵です。

《エゾタヌキの営み》

蝦夷狸の生活している環境を表すように、一枚絵に閉じ込めてみた絵です。

《キタキツネのジャンプ》

冬場、キタキツネが雪の中の獲物を狩る時にジャンプする瞬間の絵です。

《守るべき未来》


子供達を大きな翼で守るオオハクチョウの姿を描いています。

オランダ アムステルダムで日蘭芸術家交流展に参加した絵になります。

待ちわびた春の木漏れ日(エゾリス)

春の訪れとともに、木の芽を探しに顔を覗かせたエゾリスです。

食べてないよ(蝦夷シマリス)

頬袋に木の実を詰め込んで、他のリスに取られまいとしている蝦夷シマリスの姿です。

春をもぐもぐ(蝦夷モモンガ)

夢中で木の芽を食べているエゾモモンガです。

野生の境界(蝦夷ヒグマ)

捨てられたゴミが、人の生活と野生に生きる蝦夷ヒグマとの境界を失くしてしまう危うさを描いたものです。

野生との距離(エゾシカ)

人と野生生物との境目をエゾシカの生活空間である縄張りに捨てられたゴミで、現してみました。

そこに暮らす人と動物が共存する上で、生き物たちとの距離感をどうとっていくべきなのだろうと考えながら描いた作品です。

展示させていただいた作品達です。


イトウ

ニホンオオカミ

アキアカネ

トキ

オオサンショウウオ

シャチ

エミュー

ヨーロッパアナグマ

レッサーパンダ

アカゲラ

ニホンリス


ナナホシテントウ

シマフクロウ

オオタカ

水、陸、樹、空、に生きる生き物達を選び、目線を変えてみたときの多種多様な生き物の姿を展示させていただきました。

白鳥

冬鳥として代表的な美しい渡り鳥の水鳥です。

白い白鳥の姿は湖面の輝きが優雅さを引き立てますね。

ダイサギ(夏羽)

白鷺の中で大きい鳥で黄色いくちばしと白い姿が湖に映えます。

ダイサギ(冬羽)

繁殖期にはくちばしが黒く、飾り羽が美しいです。

ハジロカイツブリ(夏羽)

赤い目が特徴的で金栗色の飾り羽が綺麗な水鳥ですね。

ハジロカイツブリ(冬羽)

目があかいのは同じですが、同じ鳥かと思うほど羽の色が変わります。

名前のハジロは冬羽の姿からでしょうが、ここまで色を変えるのは不思議ですね。

2006年制作 / アクリル絵の具 キャンバスサイズ 縦72cm  横51cm  

2006年に制作したアクリル絵です。

画風は今と違いますね。

私が生きてきた中でメディアから自分の目に戦争の映像が強く記憶に残ったのが、湾岸戦争でした。

その後、〝テロ〟という言葉が一般化し、一番犠牲になってしまうのは何だろう、世界が壊しているもの、守らなければならないものは、何だろうと考えながら描いた絵です。

人を繋ぎ育むものは、文化、遺産、スポーツ、音楽、映像、建築、芸術、そういったものを知識として子供達に伝え残してきた書物を異文化の子供達が、お互いの手で共有する姿を絵の手前に描きました。

歴史が築いてきたものを一瞬で壊してしまう憎しみと悪意の象徴としたものを背景に描きました。

私達の住む地球を生かすのは、必要なのは何だろう?

そう感じて欲しく描いた、作品になります。

・2006年 KFSアートコンテスト イラストレーション・デザイン部門 入選(アクリル画)

波飛沫を上げて海から飛び出したモンスターをストーリーを意識して描きました。

勝利し戦いを終えた騎士が岸辺に立った時、海から飛び出した鮫のような姿の竜の大きさに、敵わないほどの強大さを目の当たりに、しその瞬間、強さの意味を考えた。


そして、その先に見えた瞬く星々に世界の広さを憶え、木々を焼き、壊し、多くの命を奪った、この戦いの意味と世界を創った神々しい何かの存在を比べるのだった。


そんなファンタジーな一幕の一瞬を想像し描いてみました。

イラストを見る人の視線にキャラの目線を合わせたキャラ絵を描いていましたが、この絵からは、シチュエーションを意識して描くようにと描き始めたイラストになります。

《ストーリー展開》

気になるあの子を探して、ふ、と視界を遮られた枝を傾けてみると、そこには、探していたあの子の笑顔が見えた。

声をかけようと、身を乗り出した僕は、躊躇ってしまった。

何故なら、あの子の指先に、小さな生き物が「ちょこん」といたからである。

そこにいた小さな動物は、野生のエゾリスだった。

たまたま寄ってきただけだろうけど、多分、僕が声をかければ、エゾリスは逃げてしまうだろう。

その瞬間に、僕を惹きつける嬉しそうな、あの子の笑顔が消えてしまうのは、残念でならない。

あの子が楽しむこの空間を壊したくないから、そっと、この場を離れることにしようかー。



ーそんな、男子の目線から見た淡い青春一幕のような記録をくりぬいて絵にしてみました。


モンスターやアクションを意識したイラストとは違い、動きがない分、観る人に、絵から内容を伝えるのは難しいものですね。

いつも描くモンスターやキャラ絵とは違う、そんなシチュエーションイラストになります。



White fox / ホワイトフォックス

2017/9/12

魔導装備を纏った白狐。

この頃は、火土金水木などの属性と色でキャラクターを考える様にしていました。

好みのキャラクターを描きたいという感情から、絵を描きたくなるのが当然なのですが、キャラの性格や人柄ではなく、どんな技を?

又は、どんな環境に住んでいるのか?

一つか二つの特徴に焦点を当ててイメージすることで、個性や特徴を際立たせたいという考えから、色を基調にして描いていました。

このイラストで言えば、水土に当たる金属を纏う氷属性の魔物だから青を基調に、というイメージで背景とエフェクトを描いています。

解りやすいのが、このキャライラストではないでしょうか。

2016/10/13に描いたものです。

私的には、たいへん気に入っている顔と表情ではあるのですが、魔法使いというだけで、自分で言うのもなんですが、何の属性か?

どんな魔法を使うのか?

どんな攻撃をする性格なのかが、曖昧な様に感じます。

逆に2016/6/30に描いた、こちらのキャラクターの方が、シンプルではありますが、鳥系のモンスターで火属性であることが一目見ただけで解りますね。

2016/10/18に描いた、こちらのキャラでは、火土属性を基調にした竜戦士であり、高温の武器を扱うのが解るのですが、エフェクトが打撃効果に薄く動きに躍動感がないと、今では感じます。

2018/4/2に遊びで描いた創作生物で白菜エミューです。

特に考えず白菜とエミューを混ぜただけですが、時間も短く簡潔に描いただけですが黄緑を基調にした癒しをイメージできる色使いに感じます。

2016/7/31に描いたキャラ姿だけの氷をイメージしたホワイトフォックスです。

それを背景と馴染ませて、エフェクト効果をつけただけで動きが生まれた様に思えます。

属性で性格や個性をつけ、エフェクトで動きやインパクトをつける。

キャラをイメージする前に、まず一つの特徴が有るとキャラが映えてくるのではないでしょうか。

色の統一も属性を表す上では大切に思えます。

ですが、同系色だけでは面白さに欠けます。

特徴とイメージを表す色、個性を彩るインパクト。

属性とエフェクトで面白さを魅せられる様になりたいものです。

こちらのホワイトフォックスのイラストは、2018 ASIA illustrations collections 亞洲插畫年鑑に掲載していただいております。